導入事例

  • 拡散型圧力波治療器で患者様の
    悩みの原因に根本からアプローチ

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    RESTY

    静岡県浜松市と東京都港区六本木の2拠点で、痛みの原因に対して根本的な改善を行うRESTY(リスティ)。10年以上整骨院に勤務し多くの患者様の治療や運動指導を行ってきた松野代表が2019年に開業した完全予約制サロンです。今回は、拡散型圧力波治療器の活用法についてお話を伺いました。

  • RESTYの内観

まずは現在のスタイル(完全予約制サロン)にした理由をお聞かせください。

何より患者様一人ひとりとじっくり時間をかけて向き合っていきたいと思っていたこと。次にテナント等に入らず運営コストを最小限に抑えて利益を最大化したいと考えたこと。そして技術や知識を高めていく中で、例えば海外から仕事の声がかかった時など転機が訪れた時にいつでもチャレンジできる状態でいたかったこと。そうしたいくつかの思いが重なって、スピード感を持って動けるコンパクトな自費メニューの完全予約制サロンというスタイルでやっています。またセラピストの育成プログラムを開始したので、人としても治療家としても質の高い若い世代を育てていきたいという思いもあります。従来の整骨院とは違う、僕のようなスタイルに興味を持つ方も増えてきているので、そういう方の道標になっていけたらと思っています。

RESTY 松野 伸哉 院長

拡散型圧力波治療器を導入したきっかけや理由を教えてください。

整骨院に勤めていた頃は、他の方のように鍼灸やトレーニング指導もできず柔道整復師として手技一本でやっていたのでとても苦労しました。そんな時に瘢痕癒着組織について学ぶ機会があり、癒着した組織を手技で剥がしていくのを強みにしたいと思って練習をはじめました。丁度その頃にいくつかの物理療法機器を試している中で、拡散型圧力波治療器に出会い、どうしても手で剥がせない瘢痕癒着組織が一発で剥がれて、まさに衝撃的でした。拡散型圧力波治療器を使ってアプローチしたら瘢痕癒着組織がチリチリと剥がれていき、可動域が劇的に広がったり、痛みが取れたりして、正直に言ってなんだこれは!と思いました。当時は手技に重きを置いていたので、機器に嫉妬を覚えるくらいでした。それから数年が経って2019年に開業する時にすぐ導入を考えましたが、既存のものは高額でなかなか手が出せずにいました。そんな中、伊藤超短波さんから新たにコンパクトサイズの拡散型圧力波治療器が発売されるということを聞き、すぐにデモ機を貸してもらいました。実際に使ってみたところ、圧力波の出力も問題ないし、プローブも手に負担がかからない大きさで、むしろ既存の大きな機器よりも使い勝手も良かったです。僕は往診やアーティストのツアーに帯同することもあるので、持ち運びもしやすい伊藤超短波さんの拡散型圧力波治療器はまさにうってつけでした。おかげさまで導入後は、売上も大きく伸びています。

拡散型圧力波治療器を使用して、どのような効果を実感していますか。

僕の場合は痛みが出ている表面的な部位ではなく、痛みや可動域が狭まる根本的な原因になっている組織の癒着を取り除くためにまずはラジオ波で温めながら手技でほぐしています。それでも取りきれない場合は拡散型圧力波治療器を使っています。先ほどお話したとおり、固まりきった瘢痕癒着組織がチリチリと剥がれていくような感覚で緩んでいき、痛みが取れたり可動域が広がったりするので患者様もすごく喜んでくれます。僕も自分の身体に当ててみて、固い組織が散っていくような感覚を覚えました。例えるならレンガを釘とハンマーでトントンと叩いて少しずつ削れていくようなイメージですね。患者様もご自分の悪いところが散っていく感覚がわかるのと、僕も手で触る以上に明確にわかるので評価にも役立っています。このように効果も大きい拡散型圧力波治療器ですが、瘢痕癒着組織が剥がれても一ヶ月も経つと再び薄くくっ付いてくるので定期的なメンテナンスを希望される方もいます。長時間イスに座ったままのオフィスワーカーの方などはお尻まわりが圧迫されるのでどうしても薄く固まってしまいます。そんな方も月に一度メンテナンスをすると劇的に調子がよくなるということでたくさんの予約をいただいています。また体験した方の口コミによって、新規の患者様もどんどん増えています。

RESTY 松野 伸哉 院長

どのような症状の患者様に使用していますか。

肩が拘縮している方や下半身に痛みやしびれがある方。出産を経験された方は骨盤周りがガチガチに固まっていることも多いので、メンテナンスをしてあげると股関節の可動域も広がって腰の痛みが改善されたりします。足首や膝の術後の方や、筋繊維を損傷した方にも効果的ですね。また、トレーニングジムと連携して機能改善を行うなど、治療だけでなくトータル的なケアも行っています。

拡散型圧力波治療器を他にはないオリジナルの使い方をされているのが印象的です。

拡散型圧力波治療器は痛みが出ている箇所に対処するのではなく、根本的な原因になっている場所を探り当てて、そこにアプローチするために使っています。例えば腰が痛いのは腰そのものではなく股関節の可動性がなくなっているのが原因だったり、膝の場合は股関節と足首が悪くて間に挟まれている膝に影響が出ていたりします。そうした悪さをしている深部の瘢痕癒着組織はとても固いので圧力波のエネルギーじゃないとアプローチできません。一時的な痛みの緩和ではなく、根本から改善したいのであれば、深いところを剥がしていかないといけません。そんな時に拡散型圧力波治療器の出番です。僕は最初にお話したとおり、患者様の慢性的なお悩みにじっくり向き合って改善していきたいので、それを第一に考えてオリジナルの使い方をしています。結果を出して患者様の最高の笑顔を引き出すために、自分なりの仮説を立てて、安全性に配慮しながら実行してみて、検証するために勉強して裏付けをとる。患者様の痛みを根本から改善するという最大の目的を達成する方法を常に考え、より良い治療ができるようにしていきたいですね。

RESTY 松野 伸哉 院長

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